ねんど専門薬剤師

治癒切除不能な進行・再発の胃癌の薬物療法

術後の補助化学療法の目的は治癒ですが、治癒切除不能な進行・再発の胃癌の薬物療法の目的は延命や症状の緩和になります。胃癌治療ガイドラインに治療のアルゴリズムや推奨レジメンついての記載があります。
胃がん

胃癌の手術後の患者さんへの服薬指導ポイント(2)

その1:有害事象を早期発見・早期対処 その2:患者のアドヒアランスを向上させる その3:体重、骨格筋量を減少させない
胃がん

胃癌の手術後の患者さんへの服薬指導ポイント(1)

影響についてまとめると、貯蔵臓器のとしての胃の機能が損なわれる:運動低下による症状として、逆流型(胸焼け、つかえ感)、運動不全型(腹部膨満感、早期満腹感、悪心・嘔吐)、潰瘍型(心窩部痛)、腸症状(下痢、腹痛、腹鳴、放屁)が起こりうります。 排出が早いとダンピング症候群や下痢を起こす。早期ダンピング症候群は、嘔気、嘔吐、下痢などの胃腸症状と発汗、動悸、顔面紅潮などの血管運動症状を来します。後期ダンピング症候群は食後数時間で起きるインスリン分泌による低血糖発作を起こすことがあります。 その他、胃排出遅延とアルカリ性胃炎があります。
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胃がん

胃癌の術後補助化学療法 SOX 療法

Ⅲ期の胃癌患者に対しD2切除後の補助化学療法としてのSOX療法の第2相試験に関する論文(SOXaGC)の紹介です。
実際にやってみた!シリーズ

「爪をスクエアカットにしましょう」を実際に自分でやってみました(2)

実際にやってみて、患者さんにスクエアカットを指導するとしたらどうするか?①爪の長さは自分の生活に影響がない程度に切りすぎないようカットする。②カットした両端がとがっていたらヤスリで丸くする。以上の点を最低限押さえて指導してみたらよいと思いました。引き続きスクエアカットでのお手入れを続けてみようと思いますので、この後の状況をまたご報告したいと思います。
胃がん

胃癌の術後補助化学療法 S-1+ドセタキセル 療法

S-1+ドセタキセル療法群:21日間を1サイクルとして、1サイクル目に1日目から14日目までS-1を80mg/m2投与し、2サイクル目から7サイクル目までは、1日目から14日目までS-1を80mg/m2に加え、1日目にドセタキセルを40mg/m2投与します。その後は6週間を1サイクルとして、1日目から28日目までS-1を80mg/m2投与することを、合計で1年間実施しています。
胃がん

胃癌の術後補助化学療法 XELOX(CapeOX)療法

Day1にオキサリプラチン130mg/m2を2時間かけて投与し,カペシタビン1,000mg/ m2をDay1の夕食後からDay15の朝食後まで内服。その後,7日間は休薬。3週間を1サイクルとして,8サイクル(約6ヶ月間)投与する。
胃がん

胃癌の術後補助化学療法 S-1単独療法

S-1単独療法 4週間服用、2週間休薬を繰り返して 1年間継続するレジメンで、治癒手術を受けたStageⅡ(ただし、T1を除く)、ⅢA又はⅢBの胃癌症例を対象として、手術単独に対するS-1を用いた術後補助化学療法の有用性を検証した試験です。
胃がん

胃癌の治療法について

胃癌の治療法はがんの発生場所(原発部位)、がん細胞の増殖の仕方(分化型、未分化型)と臨床病期に加え、患者さんの全身状態や治療の影響などを十分考慮し、患者さんに合わせて治療方針を決定します。その際には、治療効果と治療後の生活への影響なども十分考慮します。
胃がん

胃の全摘・切除による影響について押さえましょう(2)

術後長期間経過すると、種々の栄養吸収障害が起こってくる可能性があります。例としてビタミンB12や鉄欠乏による貧血、ビタミンDとカルシウムの吸収不良による骨粗鬆症などが有名です。
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