ねんど工房「TAKUMI」

ケモコンボ療法

免疫チェックポイント阻害薬と分子標的治療薬や殺細胞性抗がん剤との併用は、ケモコンボ療法と言われています。併用すること治療効果の増加が臨床試験で確認されています。作用機序のイメージをねんど工房「TAKUMI」で製作してみました。サイズ感は違うとは思いますが、併用効果のイメージをつかんでいただければ幸いです。
ねんど工房「TAKUMI」

殺細胞性抗がん剤の作用機序 シスプラチン(CDDP)

この図はシスプラチンのように昔からあるDNAに作用する抗がん剤の作用機序を示すのに私が活用している模型です。DNAを作っている4つ塩基があって、2重らせん構造となります。ちゃんとアデニンとチミジン、グアニンとシトシンの組み合わせで...
ねんど工房「TAKUMI」

MSI-High 固形癌に対する免疫チェックポイント阻害薬

MSI-High固形癌では、MMR機能の欠損により、正常な細胞と比べて、多くの体細胞の遺伝子変異を持っており、腫瘍特異抗原の発現が高くなり、T細胞の認識を受けやすいため、免疫チェックポイント阻害薬の抗PD-1抗体が効果的であるとされています。
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免疫チェックポイント阻害薬

irAE(免疫介在性有害事象)

T細胞が活性化されることで、免疫介在性の有害事象(irAE)が発現することがあります。。甲状腺機能障害、大腸炎などは比較的頻度は高いものの、それ以外は低いため、irAEであると気が付かずにいると重篤な症状に陥ることがあり、注意が必要とされています。
ねんど工房「TAKUMI」

免疫チェックポイント阻害薬の作用機序:抗PD-1抗体

瘍免疫サイクルを表した図です。まず死滅したがん細胞からががん抗原放出され、放出されたがん抗原をもとに樹状細胞が抗原提示します。リンパ節にて抗原提示細胞はT細胞を活性化し、血管を介し腫瘍細胞へと運ばれ、腫瘍へ浸潤します。T細胞はがん抗原を認識し、結合し、サイトカインやグランザイム、パーフォリンによりがん細胞を攻撃し、がん細胞は死滅します。これが腫瘍免疫サイクルとされております。
切除不能・進行再発の化学療法

進行再発の大腸がんの全身化学療法を受けている患者さんへのサポート

まず、どのように患者さんとお話しますか? 大腸がん術後補助化学療法を受けている患者さんが院外処方せんとお薬手帳をもって初めて来局されました。副作用のモニタリングのプランを立ててみましょう。 患者の状況把握、モニタリング...
切除不能・進行再発の化学療法

B-mab+CAPOX(XELOX)療法

切除不能・進行再発の大腸がんの全身化学療法の一つ、CAPOX(XELOX)療法に血管新生阻害薬のベバシズマブを併用したレジメンです。 ベバシズマブを併用することにより期待される効果として、無増悪生存期間や生存期間の延...
切除不能・進行再発の化学療法

切除不能・進行再発の大腸がんの化学療法

大腸がん治療で使用される薬剤 切除ができない進行期、再発時の大腸がんの治療アルゴリスムです。日本の大腸癌診療ガイドライン2019年度版になります。 治療開始から4~5thラインまでアルゴリズムの記載があり、がん...
切除不能・進行再発の化学療法

mFOLFOX 療法

大腸がんの術後補助化学療法や進行再発時の全身化学療法として選択されるレジメンです。 当日点滴はおおよそ3時間で終了し、最後に中心静脈ポートに5-FUを混合した携帯型ポンプを接続し、ポンプ内の風船が縮まる力を利用して46時間か...
大腸癌

大腸がん術後補助化学療法を受けている患者さんへのサポート

まず、どのように患者さんとお話しますか? 大腸がん術後補助化学療法を受けている患者さんが院外処方せんとお薬手帳をもって初めて来局されました。副作用のモニタリングのプランを立ててみましょう。 患者の状況把握、モニタリング...
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