胃がん

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胃癌の手術後の患者さんへの服薬指導ポイント(2)

その1:有害事象を早期発見・早期対処 その2:患者のアドヒアランスを向上させる その3:体重、骨格筋量を減少させない
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胃癌の手術後の患者さんへの服薬指導ポイント(1)

影響についてまとめると、貯蔵臓器のとしての胃の機能が損なわれる:運動低下による症状として、逆流型(胸焼け、つかえ感)、運動不全型(腹部膨満感、早期満腹感、悪心・嘔吐)、潰瘍型(心窩部痛)、腸症状(下痢、腹痛、腹鳴、放屁)が起こりうります。 排出が早いとダンピング症候群や下痢を起こす。早期ダンピング症候群は、嘔気、嘔吐、下痢などの胃腸症状と発汗、動悸、顔面紅潮などの血管運動症状を来します。後期ダンピング症候群は食後数時間で起きるインスリン分泌による低血糖発作を起こすことがあります。 その他、胃排出遅延とアルカリ性胃炎があります。
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胃癌の術後補助化学療法 SOX 療法

Ⅲ期の胃癌患者に対しD2切除後の補助化学療法としてのSOX療法の第2相試験に関する論文(SOXaGC)の紹介です。
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胃癌の術後補助化学療法 S-1+ドセタキセル 療法

S-1+ドセタキセル療法群:21日間を1サイクルとして、1サイクル目に1日目から14日目までS-1を80mg/m2投与し、2サイクル目から7サイクル目までは、1日目から14日目までS-1を80mg/m2に加え、1日目にドセタキセルを40mg/m2投与します。その後は6週間を1サイクルとして、1日目から28日目までS-1を80mg/m2投与することを、合計で1年間実施しています。
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胃癌の術後補助化学療法 XELOX(CapeOX)療法

Day1にオキサリプラチン130mg/m2を2時間かけて投与し,カペシタビン1,000mg/ m2をDay1の夕食後からDay15の朝食後まで内服。その後,7日間は休薬。3週間を1サイクルとして,8サイクル(約6ヶ月間)投与する。
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胃癌の術後補助化学療法 S-1単独療法

S-1単独療法 4週間服用、2週間休薬を繰り返して 1年間継続するレジメンで、治癒手術を受けたStageⅡ(ただし、T1を除く)、ⅢA又はⅢBの胃癌症例を対象として、手術単独に対するS-1を用いた術後補助化学療法の有用性を検証した試験です。
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胃癌の治療法について

胃癌の治療法はがんの発生場所(原発部位)、がん細胞の増殖の仕方(分化型、未分化型)と臨床病期に加え、患者さんの全身状態や治療の影響などを十分考慮し、患者さんに合わせて治療方針を決定します。その際には、治療効果と治療後の生活への影響なども十分考慮します。
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胃の全摘・切除による影響について押さえましょう(2)

術後長期間経過すると、種々の栄養吸収障害が起こってくる可能性があります。例としてビタミンB12や鉄欠乏による貧血、ビタミンDとカルシウムの吸収不良による骨粗鬆症などが有名です。
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胃の全摘・切除による影響について押さえましょう(1)

排出が早いとダンピング症候群や下痢を起こします。ダンピング症候群は胃切除患者の約20%に認められるとされ、早期ダンピング症候群と後期ダンピング症候群に分けられます。早期ダンピング症候群は食後15~30分で起きる浸透圧による循環血漿量減少です。症状として嘔気、嘔吐、下痢などの胃腸症状と発汗、動悸、顔面紅潮などの血管運動症状を来す患者がいます。後期ダンピング症候群は食後数時間で起きるインスリン分泌による低血糖発作です。多くは保存療法として少量頻回の食事、高繊維・タンパク食、低炭水化物食とすることで徐々に回復するとされています。
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胃の働きについておさらいしよう

胃の運動には推進運動と混和運動の2つがあります。胃内に食物が入って胃壁が親展されると、その刺激で蠕動反射による蠕動運動が誘発されます。伸展刺激の口側に収縮輪を生じ、肛門側が弛緩することによって食物塊や消化液が肛門側に排出されていく運動を、推進運動といいます。
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